2012年11月21日
11月16日,アンティグア島にある被供与団体である「ギルバート農業・地方開発センター」(GARDC)のプロジェクトサイトにて,草の根・人間の安全保障無償資金協力のもと建設された同センター新校舎の完成式典が行なわれました。GARDCは,89,075米ドル(7,927,675円)の草の根無償資金を利用して,多くの若者たちがより幅広い訓練を受けられるために,講義用教室とコンピューター教室からなる新しい校舎を建設しました。
本式典は,藤村浩二在トリニダード・トバゴ日本国大使館二等書記官及びロベルタ・ウィリアズGARDC会長をはじめ,来賓としてバプティスト農業・国土・住宅・環境大臣,マンスール首相府国務大臣,ウィリアムズ教育・スポーツ・青少年問題付国務大臣等が参列し,計70名の出席のもと行われました。
藤村二等書記官は,挨拶の中で「若年層の失業率の高騰が世界的な問題となっている現在,厳しい労働市場の需要に応えるために,常に能力を向上させていくことが重要である。本プロジェクトの結果,より多くの若者たちが効率的で幅広い職業訓練をGARDCを通じて受けることができるだろう。脆弱な環境にある多くの青年達が,それらの訓練を通じて,今後の生活を支えていくために必要な能力を習得し,自分たちがもっている可能性を見つけ出すことができることを願っている。」旨述べました。
日本国政府は,今後とも両国の友好関係と相互理解を深めていくため,様々な分野でアンティグア・バーブーダに対する開発支援を実施していきたいと考えています。
(了)
お問い合わせ
在トリニダード・トバゴ日本国大使館 経済協力班
Tel: (868)-628-5991/3 Ext. 235
E-mail: ecocoop@po.mofa.go.jp
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